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27 April

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24 May

THE DARK SIDE OF DIMENSIONS

「俺達の決闘をするぞ」

マハードがもらえる週に土日使って見に行きました。以後ネタバレありの感想、いろいろと整理しながら書いていきます


まぁもう最初見た時は色々感想言い合いたいなぁとか思ってたのが全部吹っ飛ぶくらい衝撃受けましたよね。2回目も要所要所で感情を思いっきりぶっ飛ばしてくる、最終的には魂持ってかれて肉体の檻から解き放たれちゃう。明らかにまずい。
でも凄い楽しい、何度見ても面白い、それでいて感動もできる。
きちんとエンタメ作品として一定水準を見てしていながら「遊戯王」と言う作品が好きな人間へはそれ以上を与えてくれる、最高の作品ですよ。

アニメ遊戯王って作品は基本的にOCGの宣伝媒体なんですよね、現状。
つまりOCGを売るためにアニメがある、だから販促のためにどうしてもある程度は縛られてしまう。
だけど映画に関しては本当に遊戯王と言う作品を優先して、それを補う(補足する)形でOCGと言う形になっている(一部はOCGと劇中で効果が違うけど、それでもほぼ完璧に再現が可能)
映画の面白さはここのブーストも大きい。もちろん強いカードも多いけど、今回はあくまでも映画自体を主役に置いてある。

そうすることで遊戯王は十全に力を発揮できるんですよ、ぶっ飛んだ効果や一見意味の分からないカードを心置きなく出せるわけですからね。
このことについてはインタビューでも語っており、曖昧な部分があることで演出面が際立つ。
カードはあくまでも小道具であり、キャラがメインであるとのこと
(詳細はこちらhttp://natalie.mu/comic/pp/yugioh)

あくまでもデュエルは対話の為の手段であり、映画だと分かりやすく「俺はこれでしかお前と語り合うことができない」って雰囲気が掴めるんですよね
プレイスタイルやカードの1枚1枚からキャラの内側が見えてきて、使い方にも心情が垣間見える

一番わかり易いシーンとしては魔導契約の扉からの一連の流れですね。
あのシーンは戦いの儀のラストシーンのオマージュであり同時に「海馬」「遊戯」のスタンスの違いを明確にしてるシーンでもあります
あのシーンは原作を読んだ人間なら一発で分かるシーンであり、同時にわかってることを前提にシーンが進んでるんですよね。もちろん、回想シーンもありましたが、詳細は語られていませんからね

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